人は自然体においては自分の持つフレーム（価値体系）に照らして自分の行動の意味付けをする。図はそれを表している。

一方、たとえば人は会社に行くと会社の持つ規則や価値体系を優先し、自分の個人的なフレームは押し殺して意味づけをする。それが行過ぎると会社人間になる。

組織が命令するだけでなく、現場の意見を組織のあり方に反映できるようにするためには、各個人から現在の組織のあり方に対する意見が出る必要がある（１）。そのような意見は現在の組織フレームを意味づけている価値体系（Super Frame）に照らして解釈され、よい意見であれば現在の組織フレームが変更される（２）。組織のあり方を意味付けている Super Frameｅ は常に世の中の流れに照らして現実性のある仮説として保持されねばならない。それは現場の豊かな観察や外部の人（他者）との多様な、異なる意見の交換から見出されるーCactivity（３）。

参考：http://www.abccommunity.org/engelbart2.html